知多埠頭とは

コーポレートメッセージ

写真:知多埠頭とは

安全、安心、信頼をモットーに穀物物流の拠点として食糧の安定供給の確保に貢献します。


知多埠頭は1968年6月に設立。当時の日本は高度経済成長の最中で、安定した食糧供給を効率的に確保することが課題の下、三井物産ならびに名港海運を中心に穀物の「原料から製品まで」の効率的な一貫生産・物流体制、即ち「インテグレーション」機能を備えた食糧コンビナートとして、名古屋港南部地区の港湾埋立地に「名南コンビナート」が誕生しました。

この名南コンビナート内で当社は原料基地として順調に取扱規模を拡大し、2024年には累計取扱数量が4,700万トンを突破しました。またISO14001環境管理システム認証とISO9001品質管理システム認証を取得し、品質管理システム自体は2024年に認証を取り下げたものの、品質管理と環境に配慮した設備の保全活動を継続しています。

今後も安定した食糧供給に貢献すべく安全操業を継続することにより、お客様に信頼していただけるよう、従業員一丸となって挑戦して参ります。

知多埠頭を知る5つのポイント

01.1968年に設立された“ジョイントベンチャー”

写真:1968年設立

当社は1969年11月接岸の米国産マイロ積載船「ChristinaⅡ」より操業を開始。
株主である三井物産と名港海運が共同で設立したジョイントベンチャーであり、両社の知見を活かして安定した貨物を取扱い、本日まで操業を続けてきました。

02.埠頭とサイロを一括管理

写真:埠頭サイロ会社

埠頭とサイロを一括管理することで荷役作業をコントロールでき、お客様のご要望に応じたきめ細かい対応が可能です。すべての設備の稼働状況を中央制御室で一元管理。食べる物を取扱う企業という自覚を常に持ち、その品質管理には細心の注意を払っています。
搬入・保管・搬出といった一連の流れをトータルで管理することにより、保管貨物の品質維持、正確・円滑なサービスの提供を実現しています。

03.原料穀物の安定供給のために

写真:貨物のイメージ

桟橋にはアメリカ・カナダ・ブラジル・オーストラリアなど世界の国々から、とうもろこし・小麦などの穀物を載せた大型外国貨物船が年間70隻以上接岸します。何万キロも離れた外国からの貨物を搬入し、大切に保管・搬出するのが私たち知多埠頭の使命です。きめ細かいメンテナンスと積極的な設備投資を行い、品質管理の更なる向上を目指しています。

04.充実した設備と熟練したノウハウ

写真:安定供給のイメージ

海側に大小2つの桟橋があり、小型船から全長200mを超す70,000 DWT級大型船パナマックス船も接岸が可能です。機械式連続アンローダー2基、シップローダー1基を有し、穀物を主としたバラ貨物の荷役作業を行っています。
これら荷役機械で揚げられた貨物はコンベアでサイロへと運ばれ保管されています。桟橋の内堀では近隣他社向けの小型船へ本船からの積替えが可能です。さらに、陸路受入れ設備として、コンテナにバラ積みされた穀物をコンテナ切込設備にてサイロ搬入も可能です。
搬入・保管・搬出までのトータルシステムでの貨物の品質を維持管理し、多様なニーズにお応えします。

05.「インテグレーション」機能を備えた食糧コンビナート

写真:事業シンボルの桟橋

当社は名古屋港南部、知多市の名南コンビナートの一番海側に位置しています。
名南コンビナートは、原料から製品までの一貫生産・物流体制を備えた食糧コンビナートにて、当社の桟橋で荷揚げされたとうもろこしは、内陸に位置するお客様の元に運ばれて順次加工され、「原料から製品へ」変化していくインテグレーションがこの名南コンビナートで営まれています。当社と名南コンビナート内のお客様とはコンベアで繋がっており、原料穀物が効率的に移送されていることも特長の一つです。